Lot 4065 

NGC-AU58GERMANY Nurnberg ニュルンベルク 9Ducats 1721 EF+

Starting price : JPY 8,000,000
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Description NGC-AU58GERMANY Nurnberg ニュルンベルク 9Ducats 1721 EF+

Fr-1903a カール6世/都市の景観 Highest Rarity possibly “Unique“ 最高の稀少性でこの額面としては恐らく唯一品 (31.27g) ⓇⓇⓇⓇ  建物や風景を描いたピクトリアルなコインはギリシャ、ローマ時代から存在するが、近世、近代にかけてはその90%以上の製造国はドイツ諸邦である。  その中でも貨幣鋳造権を得た帝国自由都市の中で、その都市の全景を描いたコインをStadtansicht=City View=都市の景観と称し、17~18世紀に14都市で発行され、収集の一つのジャンルとなっている。更に他の諸邦でも発行されたものや、メダルも含めればその範囲は更に拡がりを見せる。通常、君主のいる諸邦は、君主の肖像と紋章の組み合わせが主だが、帝国自由都市では、神聖ローマ皇帝の肖像、紋章、その他のモチーフの組み合わせが主で、皇帝はその称号だけで良く、紋章もしばしば省かれたので、自らの誇りとする市の景観を前面に出すことが可能になったのである。特にはアウグスブルク、ニュルンベルク、レゲンスブルクが有名だが共に1806年のナポレオンによる神聖ローマ帝国の解体によりバイエルン王国へ編入されてしまう。今回出品された品はDav-2476,KM-285のターレル貨と同じ極印で打刻されている。年号はクロノグラム(年号表記銘)により、都市景観周囲のアルファベット大文字“VVDMIVCCV“→ “ MDCCVVVVI“で“1721“と表されている。カール6世の肩の下の“P.G.N.“は“Paul Gottlieb Nurnberger“(1716-46)の略で造幣局長名である。ターレルの金打ち貨は贈呈用の目的で、ごく少量が製造されている。このコインの金打ち貨はフリードバーグ第8版まではFr-1903~1905に10,8,6ダカットの記載があるが、そこには9ダカットの記載はない。新版の第9版になってようやくFr-1903aとして9ダカットの記載が登場したのは、恐らくこの額面が唯一品であることをうかがわせる。勿論6~10ダカットの評価は全て“Very Rare“である。この品は2013年にKunkerのセールで売られた品と同一品であるが昨今のブームを勘案すれば、当時の落札金額が安価に感じられる。世界的名品が新オーナーを求めています…… Ex.Kunker234 19/06/2013 Lot3907 €60000+12.5%
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